幼い頃から好きだった新幹線。 その安全を、今支えている。
STAFF
PROFILE
信号設備
2016年入社
- QUESTION_01
西日本電気テックを
選んだ理由は?新幹線に携われること、社会のインフラを支えられること、私生活も充実させられる環境であること、という3つの点に重きをおいて就職活動をしていました。幼い頃から興味のあった新幹線。その検査という仕事は、翌朝、列車の運行状況に直に影響を与えます。そうしたインフラを支えられているという確かな手ごたえが、きっとやりがいにつながると思いました。そして、JR西日本のグループ会社ならではの安定した基盤があり、休日や福利厚生の面も安心でき、私生活も大切にしながら働くことができます。希望している全ての点に当てはまる環境だと思い、入社を決めました。
- QUESTION_02
現在どんな仕事を
していますか?念願が叶って新幹線に携われる仕事に就き、信号・通信設備を検査し修繕する現場の指揮を担っています。設備と一口に言っても信号だけでなく、電車の進行を切り換える転轍機(てんてつき)や駅の発車案内板、ホームに備え付けられた電話機に至るまで多岐にわたります。夜間は、線路を数キロずつ歩き、一つひとつの設備を目で見たり触れたりしながら点検しています。私の担当区域は新倉敷~新尾道のおよそ50kmですが、新大阪から博多までの全ての区間を私と同じように必ず人が歩いて点検を行っています。現場では予期せぬ不具合や異常が見つかることもあり、その時に大切になるのが連携です。チームをまとめる指揮役として”お互いになんでも言い合える現場づくり”を意識し、しっかりと情報共有をして仕事に臨むよう心がけています。
- QUESTION_03
仕事を通して
やりがいや喜びを
感じる瞬間は?無事に朝を迎えて始発列車が走っていくところを見ると、今日も安全な運行を支えられているのだなと安堵と達成感に包まれます。乗車されるお客様と接する機会はないものの、JRや関連会社の方からメッセージカードを通じて感謝の気持ちをいただくことがあります。新倉敷のメンテナンスセンターには、お互いにサンキューカードを送り合う取り組みがあって、ちょっとしたことでも感謝を伝え合える風土が育まれています。こうした周りの人との関わり合いやもらう言葉に、私自身も同じ職場の人も温かい気持ちになり、職場全体にとって良い影響を与えてくれています。現在は、新人教育や育成にも力を注いでいます。
ある日の スケジュール
ONE DAY SCHEDULE- 8:15〜 出社
- 8:30〜 始業・メールチェック・当日の業務確認
- 9:00〜 現場での作業計画作成
- 13:00〜 作業責任者:JRとの打ち合わせ
- 16:00〜 夜勤準備
- 17:30〜 業務終了後、21:00夜勤業務開始まで休憩
- 21:00〜 夜勤業務開始:指令・作業打ち合わせ
- 22:00〜 現場へ出発
- 23:30〜 検査業務開始
- 3:30〜 検査業務終了
- 4:30〜 帰社・片付け・データ整理と報告
- 5:00〜 業務終了・帰宅
趣味や休日の 過ごし方
HOBBY ANDHOLIDAY LIFE
休日は家族で公園巡りをして、子どもたちと遊んでいます。自分が子どもだった時のように、今では子どもたちを連れて列車を見に行くと、真剣にじっと列車を眺めています。サッカー観戦も好きで、京都サンガF.C.のチームを応援しに行っています。
「あした」をつなぐために
検査の仕事は、列車の安定運行を通して「あした」をつなぐこと、本当にそのものだと思っています。検査の仕事と聞くと、淡々と作業を行うイメージが思い浮かぶかもしれませんが、みんなで話し合って状況を共有しながら限られた時間の中で安全かつ確実に作業をやり遂げる仕事なので、何よりもコミュニケーションが大切になります。教育や若手育成にも携わるようになった今、人によって伝え方を工夫するなど、現場で培った対応力や経験を生かして、指導にあたっています。